2020年06月11日 イベント
クリエイターの皆様のクリエイティビティをフルに発揮していただける機会として「エナジー（元気）」をテーマとしたコンテストを開催致しました。募集部門は「PCに貼りたいステッカーコンテスト部門」と「PCに設定したい壁紙コンテスト部門」の2部門。応募作品総数は341作品。厳正なる審査の結果、各部門で最優秀賞・優秀賞を勝ちとった4名の作品を紹介いたします。
■PCに貼りたいステッカーコンテスト部門
最優秀賞
青柳東洋さん
作品名「エナジークラウド」
作者コメント：このエナジークラウドのデザインは、空まで届くような勢いのあるエナジーをイメージして制作しました。
最優秀賞賞品「ConceptD CP3 CP3271KPbmiippruzx」をプレゼント
審査員コメント
・ConceptDデザインコンテスト事務局
シンプルなラインにカラフルな色を取り入れており、応募作品の中で一番「エナジー」を感じました。Acerの Swift 5 のチャコールブルーの天板にも Swift 3 のスチールグレイの天板にも似合うデザインに仕上がっていると思います。
・デジタルハリウッド 木原教授 https://www.dhw.ac.jp/feature/teacher/tamio_kihara/
ペインティングとドローイング、カラーとモノクロをうまく組み合わせている。左右非対称で斜めの方向感もあり、ステッカーとして貼ったときに、リズム感が生まれて良い。
・デジタルハリウッド 栗谷准教授 https://www.dhw.ac.jp/feature/teacher/kuriya/
PCは デスクトップであれ ラップトップであれ 屋内で使用をすることが多いですが、そこに外の開放感を持ち込むモチーフは とても良いと思います。その上で、この作品は雲の持つ躍動感と合わせて、斜めのラインを入れることによっての心地よい疾走感、そして いろんな気持ちが沸き立つようなカラー表現がなされていて、素晴らしい作品になっていると思います。
■PCに設定したい壁紙コンテスト部門
最優秀賞
乾 摩耶子さん
作品名「朝日を浴びる燕岳」
作者コメント：北アルプス燕岳の残雪期、にぎやかな夏山シーズンを迎える前の、厳しい季節が終わり暖かな光が差し、エネルギーに満ち溢れてくる山の様子を表現しました。
最優秀賞賞品「ConceptD CP3 CP3271KPbmiippruzx」をプレゼント
審査員コメント
・ConceptDデザインコンテスト事務局
明るく開けてくる自然からあふれてくる、登頂する・山を越えると言った目標を超えていく点でエナジーを感じました。壁紙として使用した際にもアイコンが探しやすい、やさしいカラーリングなのも高評価でした。
・デジタルハリウッド 木原教授 https://www.dhw.ac.jp/feature/teacher/tamio_kihara/
滲みのある部分と光沢のある部分とタッチに若干の不統一感があって、かえって印象的。
壁紙にしたときに安心して作業できる雰囲気がある。
・デジタルハリウッド 栗谷准教授 https://www.dhw.ac.jp/feature/teacher/kuriya/
雪山の夜明けの風景を あえて写真による表現ではなくイラストによる表現にしたことで、柔らかく湧き上がってくるようなエナジーが感じられます。
また PCの壁紙としての使用をイメージした際に、ぼかしや陰影を上手く適用することで表現をした奥行きの気持ちよさがあって、素晴らしい作品に仕上がっていると思います。
■PCに貼りたいステッカーコンテスト部門
優秀賞
古俣息吹さん
作品名「doping energy」
作者コメント：PCに貼るステッカーでエナジーがテーマということで、仕事や制作に欠かせないエナジードリンクをモチーフに作りました。缶を握り潰す手は、ドリンクを飲むことで元気を取り戻している様子を表現しています。締め切りに追われる最中、このステッカーで再びやる気をだしてもらえれば幸いです。
■PCに設定したい壁紙コンテスト部門
優秀賞
栗山 祐門さん
作品名「From Hand with Energy」
作者コメント：この度はありがとうございます。この作品は、エナジー→活動→筋肉といったようにテーマを分解しまして、内にあるクリエイティブ精神の最終的な出力先である「手の筋肉の活動」をモチーフに、発展性や無限性、またところどころに人間味を加え制作いたしました。
総評
・ConceptDデザインコンテスト事務局
応募作品総数341点から様々な作風、シンプルなものから非常に凝ったものまでバリエーション豊富な「エナジー」を感じることができました。コンテスト開催時期は緊急事態宣言が発令され、自粛を余儀なくされ日本・世界からエナジーを感じづらい時でしたが、応募作品からあふれるエナジーを感じられたことが一番うれしかったです。これからもクリエイターズブランド「ConceptD」を通してこれからも多くのクリエイターからエナジーあふれる作品が生まれる事を楽しみにしています。
・デジタルハリウッド 木原教授 https://www.dhw.ac.jp/feature/teacher/tamio_kihara/
提案にバリエーションが多く、相互に似ていないものが多かったため、楽しく審査できました。ステッカーらしさ、壁紙らしさを、スタイルとしてうまく捉えていたものが高評価となったのではないでしょうか。
・デジタルハリウッド 栗谷准教授 https://www.dhw.ac.jp/feature/teacher/kuriya/
今回のデザインコンテストでは、３００を優に超える作品の応募がありました。そして、与えられたテーマに対して みなさんそれぞれのアイデアをもって創り出された作品たちは、 とても見ごたえのあるものでした。そういった中で ConceptD の「D」が表す【ダイナミズム、デザイン、ディスカバリー、ディテール、ディベロップメント】などがどれだけ考え抜かれていたのか。そこが上手く表現できていたのが最優秀作品ではないかと思います。みなさん 今後も それぞれの「D」を突き詰めて行きましょう！